今年も広島平和記念式典に参加して

もう一週間以上も前のことだが、今年も広島の平和記念式典に参加した。

中高を広島で過ごした僕は、今まで幾度となく参加してきたこの式典。今年も様々な想いが巡った。

 

「式典は何のために開かれるのだろうか?」

もちろん71年前に原爆によって亡くなられた方々への弔いはその1つだろう。

だが亡くなられた方々の想いを本当の意味で考えるならば、最も大切なことは今後絶対にまた戦争を起こさないことではないのではないか?

 

今の広島の式典は本当に形だけになってしまっているように思う。

 

特に安倍内閣総理大臣のスピーチ。憲法を無視し安保法案を強行採決し、沖縄の方々を苦しめ、「平和」という言葉を学校で使えなくする教育方針を進めるような人だ。

本当に上辺だけの嘘にまみれた内容でしかない。

 

式典が開かれることは大切なことであると僕も思っている。でもその先をもっと具体的に見つめるための知識と行動が必要だろう。

 

 

もっと若者が本気で平和について考え、もっと本気で学んで、もっと本気で行動するべきだろう。

式典だけが形として開かれて、今の日本の実態を本当の意味で知ろうとし理解している人は何人いるのだろうか?

その人数を増やさない限り、広島の本当の平和の祈りが届くことはないのではないかと思う。

 

このブログが、平和を考えるためのきっかけになることを切に願う。